奈良といえば春鹿!というくらい有名なお酒ですね。

近鉄奈良駅からならまち方面に歩くと程なくして醸造場に出会います。

風情溢れるならまちの中に広大な敷地を構えるあたりが古くからの地元で愛されてきた酒蔵だと感じさせますね。

「南都諸白 春鹿醸造元 今西清兵衛商店」

門構えはこんな感じ。

観光客の姿もぱらぱらと。

「春鹿」という名前は春日の神々が鹿に乗って奈良にやってきたことから

「春日神鹿」となり、その後「春鹿」となったとか。

春鹿といえば「超辛口」をうたう銘柄が有名ですね。

まろやかな口当たりの酒、華やかな香りのあるキレ味の良い酒を志しているようです。

 

中に入るとしっかり試飲用が用意されています。

ワンコイン(500円)で5種類のお酒を振る舞ってもらいました。

横で白人の方もお一人で試飲を楽しまれていましたね。さすがは古都です。

 

壁には数々の表彰状が。

「鹿」もいましたね。

 

試飲の後にこれだけ色々と見せられると大人買いしたくなりました。

 

外から見ても本当に広大な敷地です。特にならまちの中にあるのでその存在感はすごいですね。

 

酒蔵訪問がメインとはいえ、せっかくなので近くの春日大社と東大寺に寄ってきました。

 

御本殿までの道のりは長いもののまわりにいる鹿のおかげであっという間です。

大杉と御本殿の姿は世界遺産の古都を感じさせますね。

鮮やかな朱塗りの門に白壁、檜皮葺きの屋根が華やかな印象を受けます。

国家繁栄と国民の平和を祈念して約1200年前に創設されたとか。

なんとも鹿がチャーミング。こんなに放し飼いとはちょっと異様な感じでした。

東大寺の南大門。国宝ですね。金剛力士像も左右にしっかりと佇んでいました。

なんだかんだで初めてみた奈良の大仏。

 

あくまでも酒蔵メインでしたが、周辺に数々の世界遺産が点在するので

奈良に訪れる際にはおすすめです。

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