「三諸杉」を醸す奈良の今西酒造さんを訪れました。
奈良駅からもう少し南に下った「三輪」という駅にある酒蔵です。
お目当てのもう一つはここにある「大神神社」です。(おおみやじんじゃ)
「お酒の神様」として醸造家の方々から信仰されている神社ので、一度は行こうと思っていた場所でした。
まず三輪駅はこんな感じ。よく晴れたキモチの良い日でした。
駅から程なくして今西酒造が見えてきます。
目の前には「三諸杉」金賞受賞の垂れ幕が。「杉玉」も良い色になってますね。
酒の神、三輪さんのお膝元で酒を醸すこと350年。
手造り、小仕込みが信条とのこと。
日々の食卓で気軽に楽しむ「うま酒」を目指しているようです。
そして大神神社がこちら。
かなり荘厳な雰囲気を醸し出しています。
なんでも日本最古の神社?とサイトにありますね。
三輪ではこの山そのものが御神体となっているそうです。
「巳の神杉」はこちら。白へび様へのお供えもこちらに。
あとはこちらの「活日神社」。日本で唯一杜氏の祖神を祀る神社だそう。
酒にまつわるものが多くてとても楽しい。
大和の酒蔵からの奉納物なのでしょうね。たくさん樽が並んでいます。
神社近くにも店舗を構えているようでした。
こちらでは試飲も出来ますし、三輪の神様にお供えする「酒と卵」も購入できます。
※三輪の神様の化身は「白へび様」とされ、酒と卵をお供えするのが習わしだとか。
なんといっても「三輪」は酒つくり発祥の地、とも呼ばれているだけあって
お酒にまつわるものが盛り沢山で見応えがありました。
全国の杉玉もここ大神神社から配られているのだとか。
さぞ醸造家にとっては由緒正しい聖地なのでしょうね。
国内にはまだ「お酒の神様」が点在するので機会みつけてお参りにいこうと思います。